スッキリとしたデザインに充実機能なバックパック!パーゴワークスのBUDDY33レビュー

アウトドアなモノ

みなさんこんにちは。MONODOORのゆうです。

今日は、僕が登山やアウトドアシーンでよく使用しているバックパックを紹介します。

良い意味で登山やアウトドアの感じがないスッキリとしたデザインに、充実機能!パーゴワークスのBUDDY33です。

パーゴワークス (PAAGO WORKS)

パーゴワークスは、2011年にスタートした日本のアウトドアブランドです。他のアウトドアブランドと一線を画した、オリジナリティ溢れるデザインと機能性のある製品を次々とリリースしていますね。

今回紹介するバックパックの他にも、テントなどのキャンプ製品やランニング用アイテムなどがラインナップされています。

アウトドアブランドのPAAGOWORKS パーゴワークス
パーゴワークスは2011年にスタートした日本のアウトドアブランド。ハイキングやトレイルランなどに最適なバッグや、軽量なキャンプ用品をデザイン開発しています。

パーゴワークス BUDDY33

こちらが、パーゴワークスのBUDDY33です。

BUDDY33 ダークベージュ

パーゴワークスのBUDDYシリーズ(バックパックシリーズ)には、33L、22L、16Lと3種類の容量があり、BUDDY33はその中で一番大きい33Lのバックパックです。

僕はダークベージュを使用しています。

・容量は33L

・サイズ600×250×250mm、重量1,100g

・カラーは2種類(ダークベージュ、アーバングレー)

・20,900円(税込)

BUDDY 33
軽くてタフな相棒です 軽量コンパクトな道具で山をとことん楽しむ、そんな気持ちになるバックパックをデザインしました。背負い心地と使い勝手の良さが自慢です。

充実機能

BUDDY33は、オーソドックスなバックパックに見えて、これまでにない様々な特徴があります。

多彩なポケットレイアウト

BUDDY33の1番の特徴は、独特なポケットシステムです。

一般的なアウトドアバックパックは、雨蓋式(フロント側に覆いかぶせてフタをする)が多く、特に登山用で容量の大きいモノとなると、ほとんどが雨蓋式です。

雨蓋式は、メイン収納と雨蓋の間に服をはさめたりと意外と機能的ですが、留めてある部分がフロント側であるためバックパックを下ろすときに向きを回転させる必要があります。また、フロント部分に雨蓋やその留め具があるため、シンプルなデザインではなくザ・登山リュックといったデザインになりがち。

左:パーゴワークスBUDDY33 右:カリマーflyer40

そこでBUDDY33は、雨蓋式を採用しつつ、雨蓋の止める向きを逆転させています。止める部分はなんとショルダー部に!

背中側に雨蓋が覆いかぶさる構造
開けるとメイン収納部

これにより、バックパックを下ろしてその向きのまま中を開けることができ、またフロントもシンプルで洗練されたデザインに。この逆転の発想、すばらしいですね!

雨蓋の内側のメイン収納の開口部もBUDDY33の特徴。一般的なモノは、両手で両サイドに引っ張ることで開く構造がほとんどですが、BUDDY33は片側にのみストラップがついていて、これを引っ張ることで大きく開口してくれます。

片側のストラップを引っ張ると‥
大きな開口部!

また、メイン収納部は1気室ですが、フロントサイド部をジップでオープンすることが可能です。このため、下の方に入れた荷物もすぐ取り出すことができます。

下の方の荷物の出し入れも楽々!

その他、雨蓋の内側にメッシュ生地のポケット、メイン収納の背中側に2つのポケット、両サイドのサイドポケットにフロントポケットやボトムポケットまであります。

フロント中央部のポケット。すぐに取り出したいモノを入れるのにちょうど良い

サイドポケットはペットボトルなどを入れることが多いと思いますが、大容量かつ開口部が斜め形状となっているため、バックパックを背負った状態でも簡単にアクセスできます。こういう小さな工夫がバックパックの使いやすさを向上させていますね!

大容量かつ背負ったまま取り出せるホルダー部

上部のポケットも、大容量かつ開口部がかなりワイドに開くため、使いやすさは抜群です。

背負いやすい高重心設計

BUDDYシリーズは、逆台形デザインとなっています。このデザインにより、バックパックの重心が高くなり体への負担を軽減しています。

特に縦走登山などでは、パッキングによって重心が下になってしまい、肩でしっかりと背負うことができなくなってしまうことが起こってしまうため、パッキング術が重要となったりします。

ただBUDDYシリーズは、逆台形デザインで上部にたくさん収納される構造のため、あまりパッキングに拘らなくても適切な重心バランスとなってくれます。パッキングをサポートしてくれる感じですね。

ユニークな機能

BUDDY33は、両サイドに2本のサイドストラップがあります。このサイドストラップは、なんと好みの位置に付け替えることが可能。これにより、ストックやポールなどを好みの位置で固定することができます。

サイドストラップ。バックパックを両サイドから引き締める役割も
ストックやポールをくくり付けられる

また、バックパネル(背面のクッション)は、脱着可能となっています。

長時間バックパックを背負っていると、特に夏などは背中が汗をかいてしまいますよね。多くのバックパックは、残念なことに汗が染み込んだまま使い続ける運命にありますが、BUDDY33はバックパネルを取り外して洗濯することが可能なため、常に清潔な状態を保つことができます。

また、ヒップベルトもなんと脱着可能となっています。登山などアウトドアで使用する場合は、ヒップベルトをしっかりと付けることが体への負担軽減につながりますが、タウンユースではヒップベルトは正直使わないですよね。

よくアウトドアブランドのバックパックを街中で見かけると、ヒップベルトがだらんと腰から垂れ下がっているのを見かけますが、BUDDY33ではこれを取り外すことで、街中でもあうスッキリとしたデザインにすることができます。

ヒップベルト有り。登山や重い荷物を背負うときに
ヒップベルト有り。登山や重い荷物を背負うときに
ヒップベルト無し。タウンユースならこれ!

シンプルで洗練されたデザイン

BUDDY33は、アウトドアバックパックでありながら、シンプルで洗練されたデザインとなっています。

ここまで書いたように、雨蓋式でありながら向きを変えることでフロント部に余計な留め具などがありません。フロントポケットも、一瞬ではポケットとわからないような形状となっているため、アウトドアバックパックでありながら、街中でも使用できるようなデザインとなっています。

色は僕が使用しているダークベージュとアーバングレーがあるのですが、どちらも派手ではないですがありふれた色でもなく、とても気に入ってます。

実際に使用してみて

BUDDY33はその名の通り33Lの容量となっていますが、この容量が本当に絶妙‥。例えば登山でも、日帰りから山小屋縦走は難なくこなし、夏季シーズンであればテント泊までできてしまいます。

実際に登山用の荷物を詰めてみましたが、まだ余裕がありますね。

まだまだ余裕があります

実際に使用してみると、雨蓋開口部の向きが逆となっていることはかなり使いやすさが増していますね。バックパックを地面に置いたり壁に立てかけたりするとき、ほとんど場合、背面が手前側を向いているので、荷物の出し入れがとても楽!

少し改善して欲しいなと思うことも挙げておきますね。

取り外しのできるヒップベルトは、取り外しの仕様上しょうがないのかもしれませんが、ポケットがついていると便利だなと思いました(ヒップベルトにポケットが付随しているバックパックも多いですよね)。

また、上部のフロントポケットは大容量ですが、メイン収納部にたくさん詰めるとその分スペースを圧迫されるので、フロントポケットにたくさんモノを入れることは難しくなります。

まとめ

ということで、僕が使用しているバックパック『パーゴワークス BUDDY33』のレビューでした。

使いやすく、シンプルなデザインで、さらにユニークな機能がたくさん詰まったバックパックだと思うので、気になる方はぜひ一度見てみてください。

このブログでは、アウトドアを中心に旅行や暮らし、ガジェットなどについて紹介しています。

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ではまたね!

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