第6回 バックパック旅 in ヨーロッパ。アルプスに抱かれた村 スイス グリンデルワルト

バックパック旅

みなさんこんにちは。ゆうです。

バックパック旅 in ヨーロッパ。

第6回の今回は、オーストリアを一旦抜けて、スイスへ向かいます。オーストリアはまた後で戻ってくるので、楽しみにお待ちください!

(気ままにバックパック旅なので、周遊ルートはだいぶ適当です‥笑)

雄大なアルプス山脈とハイジの世界‥スイスはアウトドア好きには夢の国でした!

この連載が初めての方は、ぜひ第1回からお読みください。

一緒に旅した気分になりますよ。笑

国内海外含めた旅を紹介する。

スイス グリンデルワルト

オーストリアのインスブルックを出発して、スイスのグリンデルワルトへ向かいます。

グリンデルワルトへは、スイス最大の都市チューリッヒ、スイスの首都ベルンを通り、アルプスへの入り口インターラーケンを通っておよそ6時間の電車旅。

スイスの電車旅と言えば、氷河特急として有名なグレッシャー・エクスプレスがありますが、ほかの路線でも車窓からの景色が素晴らしいです!

雪を被った偉大な山々と、雄大な牧草地、そしてたくさんの湖が連なります。

車窓から
車窓から

グリンデルワルトは、スイス中央部に位置するベルナーオーバーラント地方の山の中の小さな村。人口はわずか4,000人の小さな村ですが、特に日本では最も有名なスイス観光地の1つです。

その理由は駅に到着するとすぐに分かりました。ヨーロッパ3大北壁の1つであるアイガー北壁が目の前にそびえ、その周りに広がる広大な牧草地は、誰がみても素晴らしいと思うこと間違いなし!

グリンデルワルトは日本でとても人気の観光地のため、駅を降りると目の前に、日本語観光案内所があります。日本人の方が常駐していて、ホテルの手配やツアーの案内などをしてくれるので、語学に不安な方でも安心ですね。僕はここで日本語の地図をもらい、ホテルへ向かいました。

グリンデルワルト観光

ユングフラウヨッホ

グリンデルワルトの観光と言えば、まずはやっぱり登山電車です。

グリンデルワルト駅からユングフラウヨッホ鉄道に乗り込みます。途中、クライネシャイデックで乗り換えておよそ2時間、ユングフラウヨッホ頂上駅に到着です。

クライネシャイデックからグリンデルワルトを望む
クライネシャイデックからグリンデルワルトを望む

その標高は何と3,454m!富士山に迫る高さまで電車で来れてしまうのです(スイスのアルプス観光恐るべし‥)。

圧巻の景色

ユングフラウヨッホ駅は、お土産店やレストランなど施設がとても充実していて、郵便ポストもあります。展望台に出ると、世界自然遺産のユングフラウヨッホが目の前にそびえ、眼下にはヨーロッパ最長のアレッチ氷河が流れています。この景色が電車に乗るだけで味わえるのは、さすが観光大国スイスですね!

外を歩くことができる
外を歩くことができる
氷河の内部に作られた氷の宮殿

そんな登山鉄道ですが、グリンデルワルトからだと往復CHF184(日本円でおよそ20,000円)と決して安くはありません。滞在中の天気の良い日に乗ることをおすすめします。

(ホテルや駅で、展望台の映像を確認できるので、眺望を確認してから乗りましょう!)

フィルスト

グリンデルワルト周辺で僕が最もおすすめの展望台は?と聞かれたら、間違いなく「フィルスト」をおすすめします。村から最も近く、ロープウェイで気軽にアクセスすることができ、それでいてまるで絵画のような素晴らしい景色とここでしか体験できない数々のアトラクション‥書いていてびっくりするほど、おすすめの場所です。

フィルストへは、グリンデルワルトの村からロープウェイで行きます。標高が上がっていくにつれて、アイガーだけではなく奥のアルプスの山々が顔を出し、グリンデルワルトの村を眼下に望むことができます。

フィルスト展望台に到着したら、まずはハイキングしましょう!笑

フィルストがおすすめの1番の理由は、およそ1時間のハイキングで行くことのできる「バッハアルプゼー」にあります。道中はほとんど平坦な舗装された道のため、初心者の方でも歩きやすい道です。左手にグリンデルワルトの村とアイガーを眺めながらのハイキングは、とても気持ちいいです!

そしていよいよバッハアルプゼーに到着です!バッハアルプゼーは、標高2,265mに位置する山の上の湖です。湖とその周りの草原、そしてその奥にアルプスの白い頂。まさに絵画のような景色が待っています(残念ながら、天気が悪くなってしまい良い景色は見れませんでした)。

再びフィルストの展望台まで戻ってきました。フィルストには、ちょっとスリリング?なスイスならではのアトラクションがあります。絶叫系大好きな僕は、全て挑戦してきました!笑

まずは「クリフウォーク」。展望台の先端の崖に橋がかかっていて、その上を歩くことができます。記念写真スポットもあるので、みんなでポーズを決めましょう!笑

続いては「フィルスト・フライヤー」。フィルスト展望台から、1つしたのロープウェイ駅であるシュレックフェルド駅に向かって一気に降りる、およそ800mの巨大ターザンロープです。その高低差はもちろんですが、アイガーに向かって一気に加速する爽快感はここでしか味わえないですね。

そして最後は「トロッティーバイク」。こちらはロープウェイの途中駅であるボルト駅で貸し出してくれる、ブレーキのみでペダルと座席のない自転車です。ボルト駅からグリンデルワルトまで、レンタルすることができます。かなりの急坂もありますが、スイスの牧草地帯を駆け下りる一押しのアトラクションです。トロッティーバイクに乗ることで、村から外れたカウベルの鳴り響くスイスの雄大な景色を楽しむことができます。

クリフウォークとトロッティーバイクはフィルストの頂上駅から降ってしまうので、バッハアルプゼーなどを楽しんでからグリンデルワルトまでの帰りにチャレンジすることをおすすめします。

メンリッヒェン

グリンデルワルト周辺はおすすめ場所がたくさんあって困ってしまいますが、メンリッヒェンもかなりおすすめです。

メンリッヒェンへは、グリンデルワルトから電車で5分のグルント駅からロープウェイでアクセスできます。メンリッヒェンは、南のユングフラウ3山はもちろん、東にグリンデルワルトの村からヴェッターホルン、西にインターラーケンの街と湖、そして「女王陛下の007」で有名な回転レストランのあるシルトホルンまで、まさに360度の大パノラマを楽しむことができます。

メンリッヒェンからグリンデルワルトを望む
メンリッヒェンからグリンデルワルトを望む
インターラーケンの街と湖まで見渡せる
インターラーケンの街と湖まで見渡せる

そして、メンリッヒェンからはクライネシャイデックまで絶景のハイキングを楽しむことができます。

なだらかな下り基調のコースで、道はきれいに整備されていて、アイガーに向かって尾根道を歩いて行くだけなので、道に迷う心配もありません。コースタイムもおよそ1時間半ほどなので、ユングフラウへ行く前にメンリッヒェン~クライネシャイデックを経由するのもおすすめです。

滞在したホテル

グリンデルワルトは小さな村ですが、さすがスイス有数の観光地なのでホテルはたくさんあります。

僕はバックパック旅なので、今回もユースホステルに泊まりました。スイスは物価が高いので、ユースホステルはありがたいですね。1泊CHF32.5でした。

ユースホステルとアイガー
ユースホステルとアイガー

ヨーロッパ各国のユースホステルについては別記事でまとめたいと思っていますが、スイスのユースホステルはこれまでのイタリアやオーストリアと比較してとても綺麗な印象。そして朝食もハムやチーズなどが豊富で嬉しいです。

グリンデルワルトのユースは駅から15分ほど歩くと到着なのですが、最後に山道のようなルートを歩きます(バスもあり、遠回りになりますが車道のみでも一応行けます)。この坂が大きい荷物を持っているとなかなかしんどいのですが、その分ユースのテラスからの眺めは抜群です。

グリンデルワルトの村からアイガーと反対側の斜面に位置するため、村とアイガーが目の前に広がります。特に夕方アイガー北壁が夕日で赤く染まる瞬間は、是非ともテラスでワインでも飲みながら眺めましょう!笑

夕日に染まるアイガー北壁
夕日に染まるアイガー北壁

まとめ

ということで、バックパック旅 in グリンデルワルトでした。

グリンデルワルトはかなりお気に入りの場所なので、何泊も滞在してしまい、記事もつい長くなってしまいました。アルプスの雄大な山々とカウベルの鳴く牧草地帯は誰が見ても素晴らしいと思うこと間違いなしなので、是非とも訪れてみてください!

ヨーロッパを旅していると、教会や街並みなど似たような景色が多い(←失礼)ので、スイスを途中に組み込むのもおすすめです。

このブログでは、アウトドアを中心に旅行や暮らし、ガジェットなどについて紹介しています。

よければ他の記事もご覧ください。

ではまたね!

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