丹沢最高峰に挑む!蛭ヶ岳日帰り縦走

トレッキング

みなさんこんにちは。ゆうです。

今日は、先日登ってきた神奈川県の『丹沢』日帰り縦走の山行記です。

関東の秋冬らしい雲ひとつない晴天と素晴らしい富士山の景色を堪能してきました!

丹沢

丹沢山地は、神奈川県に位置する関東屈指の山域。最高峰の蛭ヶ岳でも標高1,673mとアルプスなどと比較すると低山のイメージが強いですが、複雑で入り組んだ地形と登山口からの標高差からダイナミックな景色が広がり、都心部からでも気軽にアクセスできる人気の山域です。

日程・コース

今回は、丹沢山地が初めてだったので、王道かつ欲張りルートを選択しました(せっかくなので、最高峰も登りたくなっちゃいますよね!笑)。

・2020年11月21日(土)

・本厚木で前泊

・電車とバス(小田急小田原線渋沢駅~大倉登山口)

・大倉登山口~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉登山口

(コースタイム12:30)

丹沢で最もメジャーな表尾根を通るロングコースです。丹沢の代表的な山々を縦走することができますが、1400m程の標高差にコースタイムも12時間越え!バスの始発だと出発が7時近くなってしまうため、前泊して渋沢駅からタクシーで大倉登山口まで向かいました。大倉登山口は駐車場のオープンも遅いため、渋沢駅からのタクシー利用はおすすめです!

山行

大倉登山口~塔ノ岳

タクシーを利用したので、5:40に大倉登山口に到着しました。ここでトイレなどを済ませていざ出発!

まだ暗い大倉登山口
まだ暗い大倉登山口

登りはじめはまだ暗かったのでヘッドライトを装備しての登山でしたが、歩き始めて15分ほどで少しずつ明るくなってきました。

日の出に木々が照らされていい雰囲気。

見晴らし茶屋からの朝焼け
見晴らし茶屋からの朝焼け
朝日に照らされる

1時間ほどで駒止茶屋に到着しました。この辺りから「バカ尾根」と呼ばれる塔ノ岳に向けた急登が始まります。大倉登山口から塔ノ岳までは、ずーっと急登‥。噂には聞いていましたが、なかなかにキツかったです。笑

駒止茶屋

塔ノ岳までのバカ尾根には、いくつか山小屋が点在しているので、休憩しつつ登っていきます。

堀山の家
花立山荘
富士山が見えた‥!

そして8:10頃、一つ目のピークである塔ノ岳に登頂です!標高は1,491mということで、ここまでで既に1,000m以上登ってきたことになりますね、さすがバカ尾根!笑

塔ノ岳山頂

塔ノ岳は、山頂も広く、富士山や関東平野に太平洋と360度の大展望が広がっています。尊仏山荘が頂上にあるため、ここで泊まるのも良さそう‥!まだ朝早いため、人はほとんどいませんでした。

泊まってみたい尊仏山荘

塔ノ岳~丹沢山

塔ノ岳を超えて、丹沢山を目指します。先ほどまでの急登は終わり、ここからは稜線歩きです。山登りはやっぱりこの縦走での稜線歩きが良いですよね!もちろん多少のアップダウンはありますが、左右に眺望を望みながらの稜線歩きは最高です。

左手にはずっと富士山を望む
振り返ると相模湾が‥

そして、およそ1時間で丹沢山の山頂に到着です。丹沢山は標高が1,567m。塔ノ岳よりもさらに少し高いですね。丹沢山の山頂にもみやま山荘という山小屋があり、飲み物を購入したりトイレを済ませることができます。丹沢山域は、アルプスと比較してもかなり山小屋などが充実していますね!コースもかなり自由度高く設定できるので、体力や日程と相談してコース設定することができます。

丹沢山山頂

塔ノ岳の山頂と比較すると眺望はそこまであるわけではなかったので、少し休憩をしてからいよいよ丹沢最高峰の蛭ヶ岳を目指します。

丹沢山~蛭ヶ岳

丹沢山まではほぼ北進でしたが、ここから蛭ヶ岳を目指して進路を西寄りにとります。富士山が正面方向に見え、右手には都心部を眺めながらの稜線歩きです(東京スカイツリーもしっかり見えました!)。

都心部

稜線歩きですが、かなり上下にアップダウンするので、ここまでの疲労が少しずつ出てきます。急登も疲れますが、下ってまた登り返すのも精神的にしんどい‥笑。

下っては登り返す
下っては登り返す

最後はだいぶ疲れましたが、10:40頃無事に蛭ヶ岳1,672mに登頂です!大倉登山口からおよそ5時間でした。蛭ヶ岳山頂も富士山を望むことができ、かなり良い展望です!

丹沢最高峰の蛭ヶ岳に登頂しました!

そしてここにも蛭ヶ岳山荘が(本当に山小屋がたくさん‥!)。お昼も持ってきていましたが、こんなのぼりを見たら食べたくなってしまい、蛭ヶ岳山荘名物のカレーをいただきました!控えめに言って、最高でした!笑

こののぼりはずるいよね
この景色を見ながらは至福の時

蛭ヶ岳~大倉登山口(下り)

カレーも食べて満足したので、大倉登山口へ向けて引き返します。昼過ぎから富士山にずっとついていた雲がとれ、綺麗な富士山を眺めながらの下山となりました。

この日はかなりのロングコースで疲れてしまったため、最後に花立山荘でご褒美です!

16:00頃、大倉登山口まで降りてくることができました。ここから渋沢駅までバスで帰ります。土曜日ということでかなりの登山客がいましたが、バスもかなりの頻度で来ていたので、すぐに乗ることができました。

まとめ

ということで、丹沢最高峰の蛭ヶ岳日帰り縦走の山行記でした!

かなりのロングコースで、日帰りするには体力やある程度の経験が必要ではあると思いますが、富士山をはじめ絶景を気軽に味わうことができおすすめのコースでした。コース途中には山小屋もたくさんあるので、一泊してゆっくり丹沢を味わうのもありだな、と思いました。

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ではまたね!

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